ギターの構え方と右手、左手の基本的な使い方を覚えたらさっそくコードを押さえて音を出してみましょう。
まず最初にギターのコードを表示するコードダイアグラムの読み方を解説していきます。
上記のマス目の縦に弦の数字、横にフレットの数字を書いていきます。
(フレットとは指版(しばん)という指を乗せるところの上に打ち付けてある、金属の棒と棒の間の事です)
このダイアグラムに押さえる場所を丸印で記してコードの形を表していきます、そしてそのダイアグラムにアルファベットを付けたものをコードネームと呼びます。
今回は、G Em C D7 この4つのコードを使っていきます。
それではまずGコードで詳しく見ていきましょう。
押さえる指は、人、中、薬、小、というように省略して表記し、何も押さえない弦は開放弦と呼び縦の弦の数字の横に◯を記します。
実際に押さえた形がこちらです。
左手の使い方で解説した手の置き方をもとに弦の上に指を置いて押さえていきましょう。
いかがでしょうか、指が言うことを聞きませんよね( ;∀;)
そうなんです、ギターは低価格で場所も取らなくて、手軽に始められるのが売りなのですが、いざ弾こうとすると突然ツンデレモードに突入するんです汗
謎の表現をしてしまいましたがこれは誰もが通る道です(例外はありますが)。
僕自身もそのツンデレロードを通ってきました。
それではピックで弦を弾き音も出してみましょう。
お、意外とちゃんと聞こえる! もしくは なんじゃこりゃ… はたまた うーん…微妙…
いろいろな感想があると思います。
ギターは(ギターだけではありませんが)しっかりと音が出るまでが長い楽器です、そこが挫折を生みやすい原因でもあると言えますので、ここでお伝えしたい事は、まずコードの形が合っていれば良しとする事です。
その後続けていくうちに、ある日いつもと違う感覚を覚える日が必ず来ますので諦めずに頑張りましょう!
ここで押さえ方のコツに入ります、弦を押さえる位置はフレットの中に指が入っていればOKです。
ですが、理想の押さえる位置は金属の棒のボディ寄りギリギリのところで、この位置で押さえることにより少ない力で綺麗な音が出やすくなります。
最初はあまり気にせず少しずつ狙っていけるようにしましょう。
親指を出している事が押さえにくさに拍車をかけていると思いますので、親指を出していると指が届かないという場合は親指を下げて、手の甲を前に出すようにしてみてください。
こうする事で指が届きやすくなったと思います、そしてもう一つ問題になりやすいところは小指が押さえにくいor届かないです。
この場合は無理をせず、小指は曲げておくだけにして押さえる準備をしておきましょう。
押さえにくい場合は、指への負担を減らしていくことがモチベーション維持と長続きのポイントになります。
省略することで本来のコードネームと違うコードネームになってしまいますが、現状はそれ程気にしなくて大丈夫です。
正確さを気にしすぎると先へ進む前に弾くこと自体が億劫になってしまいますので、ここもやはり気楽にいきましょう。
以上がGコードを押さえる為の解説です。
それでは同じように次はEmを押さえてみましょう。
Emはコードの中でかなり押さえやすいコードです、基本の左手の置き方をもとに押さえて音を出してみましょう。
次はCです。
ダイアグラムを見ると6弦に✖️が付いています。
これはこの弦は音を出さないという意味になります、ここで親指をネックの上に出す理由に意味が付きました。
この✖️はミュートと呼ばれ、親指で弦に軽く触れる事で音を止める(消音する)テクニックです。
今はミュートというテクニックの意味を理解しておく事だけでOKですが、この先いろいろなコードを弾く為の必須テクニックになりますので意識をする事が大切です。
CコードもGコードと同様に親指を出しているとかなり押さえにくくなると思いますので、指が届かない場合は親指を下げて、手の甲を突き出して前にに出してあげましょう。
最後はD7です。
今度は5弦と6弦に✖️が付きました、これは5、6弦をミュートするということになります。
この5、6弦ミュートにチャレンジした勇気あるあなたはきっとこう思った事でしょう。
おいおいマジかよ.. 何も音出ないじゃん.. そもそも親指届かないし.. 音出ないんだからこれもう押さえなくても良いジャン。
いろいろな想いが駆け巡ったと思いますが安心してください、D7の5弦はミュートしなくてもOKです。
一般的にギターだけで考えるとコードネームは変わって来るのですが、音楽は演奏形態や解釈によって様々な捉え方ができますので、ここでは省略できるところは遠慮なく省略してD7の5弦ミュートは無視してしまいましょう。
今回は最初に押さえるべき4つのコードを解説しました。
まずはこの4つのコードで、コードの形を作る事と弦を押さえる事に慣れてみてください。
最初は大変ですが、続けているうちに必ずできるようになるので諦めずに行きましょう!
その先に一生楽しめるギターライフが待っていますよ(^^♪
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